顔の形は、人によってさまざまです。
顔の形を大きく分けると、面長や丸顔、ベース型、逆三角形、卵型に分類されます。今、多くの女性が理想とするのは「逆三角形型」ではないでしょうか。
逆三角形型は、シャープなフェイスラインに、顔の下半分がシュッと短いという特徴があります。顔の下半分がシュッとほっそりしているので、小顔に見えるのが人気の秘訣です。
そこで今回は、理想の輪郭である逆三角形型の顔を目指す方法をご紹介します。理想的なフェイスラインを手に入れたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
ほっそり顔を目指す方法
たとえ顔の面積が同じでも、顔の上にボリュームがあるよりも、顔の下にボリュームがあるほうが顔が太って大きく見えてしまいます。
そのため、顔の下半分をほっそりさせる事ができれば、シュッとしたフェイスラインや小顔に近づくことができるのです。ほっそりした小顔を目指すには、顔のエクササイズが効果的です。まずは、自分でできる簡単なエクササイズをご紹介します。
①二重顎撃退エクササイズ
- 頭を後ろへ軽く倒し、舌をまっすぐ上へ突き出します。
- 舌先をとがらせ、三角にして、舌の根元から伸ばすイメージで突き上げます。
- そのまま10秒間キープしましょう。
- このエクササイズを3回行います。
②表情筋ほぐしエクササイズ
- 口と顎の力を抜き、口を「あ」の形に開きます。
- そのままエラの上にある筋肉をこぶしの台に間接でぐりぐりとほぐします。
- 顔がポカポカと温かくなるまでほぐしましょう。
美容クリニックでできる輪郭形成
手軽に理想的なフェイスラインや輪郭を目指すなら、美容クリニックでできるヒアルロン酸注入が効果的です。
今までは、ヒアルロン酸はシワやへこみを改善するイメージが強かったかもしれませんが、最近では顎やこめかみ、頬などにヒアルロン酸をあえて注入して形作ることで、簡単に理想的な輪郭に近づくことができます。
ここからは、理想的な逆三角形の輪郭を目指すことのできるヒアルロン酸の種類をいくつかご紹介します。自分のお悩みや理想に合わせて、以下の施術を検討してみてくださいね。
ボリューマXC
逆三角形の輪郭を目指すには、顎に多少高さがあることが重要です。顎が少し出ることによって、フェイスラインがシュッと見え、逆三角形の輪郭にも近づきます。
また、顎に高さが出ることにより、首までのラインがすっきりする効果も期待できます。
ボリューマXCは、成形性や低吸水性に優れたヒアルロン酸の一種です。通常のヒアルロン酸に比べて長期持続性に優れているので、理想のフェイスラインを長期間キープすることができます。
また、ボリューマXCは肌なじみが非常に良いので、仕上がりが自然なのも魅力です。骨格から若返りたい方や、理想のフェイスラインを手軽に手に入れたい方におすすめです。ボリューマXCは、こめかみや頬のくぼみ、顔のしわなどを改善するのに最適なヒアルロン酸です。
ボリフトXC
理想の輪郭を手に入れるには、こめかみや頬のくぼみを解消する必要があります。加齢の影響によって、顔が痩せてきたり、こめかみがくぼんできてしまった方もいるでしょう。顔にくぼみやこけがあると、老けて見えるうえ、理想の輪郭とは程遠くなってしまうのです。
そこでおすすめなのがボリフトXCです。
通常のヒアルロン酸をしわに注入すると、顔が凸凹したり違和感が生まれるなどといった問題点がありましたが、ボリフトXCは肌なじみが良くやわらかいヒアルロン酸なので、そういった心配もなく非常にナチュラルに仕上がることが魅力です。
また、ボリフトXCを皮膚の浅い層に注入することで、肌組織との高い親和性がヒアルロン酸の生成を促進し、つやのある若々しい肌へと導きます。
さらに、口周りのほうれい線やマリオネットラインにも効果的なので、口周りの老化が気になる方にもおすすめの施術です。
ボルベラXC
また、ヒアルロン酸にはボルベラXCという種類もあります。ボルベラXCは、唇をふっくらさせたり、口唇にハリを出したり、細かなシワや顔のくぼみを改善するのに適しているヒアルロン酸です。
ボルベラXCは、ボリューマXCやボリフトXCと比べると柔らかな質感で、肌なじみが良いのが特徴です。そのため、皮膚表面などの浅い層への注入が向いています。
人気なのは、口周りの浅いシワや、目の周りの浅いシワなどの改善です。
ヒアルロン酸について
ヒアルロン酸を顔に注入して将来的に何らかの影響がないのか、顔が不自然に凸凹したりしないのか、という不安をお持ちの方もいるでしょう。
ヒアルロン酸は、人の体にもともと存在する成分で、皮膚にある柔軟性や弾力性を支える保湿・保水成分なのです。
ヒアルロン酸は細胞と細胞の間に多く存在していて、水分の保水力の保持やクッションのような役割で細胞を守っています。人体に無害でアレルギーの心配もありません。ヒアルロン酸は、コラーゲンやエラスチンとともに、肌に潤いとハリをもたらす重要な存在なのです。
そんなヒアルロン酸は、眉間や額、ほうれい線などに注入してシワを改善したり、顎や唇、涙袋、鼻などに注入してボリュームを出すことも可能です。
「顎やこめかみにいれることで、顔が大きくなってしまうのでは・・・?」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、その心配は無用です。顎先やこめかみなどにあえてヒアルロン酸を注入することで、顔全体のバランスが整い、まるで骨格形成術を行ったかのように、今までよりも小顔に見せてくれます。
このように、ヒアルロン酸注入はいわば“切らない骨格形成”とも言えますね。施術時間も10分から30分と短く(部位によります)、痛みや腫れなどのダウンタイムがほとんどないので、「骨格形成の手術を受けるのは少し怖い…」「もっと手軽に骨格形成できればいいのに…」と考えている方は、ぜひヒアルロン酸注入を検討してみてくださいね。
ヒアルロン酸を取り入れて理想の輪郭を手に入れよう
女性にとって、きゅっと引き締まった小顔は誰もが憧れますよね。
特に今は、顎がシャープでフェイスラインが引き締まった「逆三角形の輪郭」が人気です。顔の下半分が引き締まっていると、目が大きく見えたり鼻が高く見えたりといった相乗効果も期待できます。
フェイスマッサージやフェイスエクササイズの効果がなかなか現れないという方は、美容クリニックでできるヒアルロン酸注入を検討してみてはいかがでしょうか。
また、エラが特に気になるという方はボトックス注射、顔のたるみが気になるという方は糸でのリフトアップなど、ご自身おお悩みに合った施術をえらび、いつまでも若々しく、理想の小顔をキープしちゃいましょう!