【種類別】気になるしみの治療方法

加齢とともに増える肌トラブルでお悩みの方も多いのではないでしょうか。

増える肌老化の中でも、特に厄介なのは「しみ」です。しみと一口に言っても実は色々な種類があり、その種類によって治療法が異なります。

しみが出来る原因や種類、治療方法を確認して、改善に役立ててくださいね。

シミができる仕組み

メラニン色素の沈着とターンオーバー

シミは、皮膚の内側でメラニンという色素が沈着したものを言います。

メラニンとは体内部を紫外線から守るはたらきをしています。

通常であればターンオーバーによって約1ヶ月で古い角質は剥がれ落ち、元の肌の色に戻りますが、そのターンオーバーが上手くいかないとしみになってしまいます。

また、さまざまな理由からターンオーバーが正常なサイクルを保てず乱れてしまうと肌細胞そのものの質が悪くなっていきます。

シミと同時にしわや乾燥、くすみなどの肌トラブルも起こりやすいのは、肌細胞そのものにまで紫外線のダメージが影響しているからだと考えられます。

シミができる原因

シミが出来る原因は1つだけでなく、色々な原因があります。
さらにそれらの原因がいくつも重なり出来てしまうこともあり得ます。

  1. 紫外線ダメージによるシミ
  2. 乾燥肌によるシミ
  3. ニキビによるシミ
  4. 間違ったスキンケアによるシミ
  5. 乱れた食生活によるシミ
  6. ストレスによるシミ
  7. 睡眠不足によるシミ
  8. たばこによるシミ

まずシミの大きな原因と考えられるのは「紫外線ダメージ」です。

メラニンが活性化することによってシミとなるので、外出時は日焼け止めを欠かさず塗ることや日焼けをしてしまった場合のケアを行うことが必要になります。

また、肌のターンオーバーが乱れてしまうことによってもシミは出来るので、規則正しい生活リズムやバランスの取れた食事、ストレスを溜め込まず、心身ともに健康であることが大切になります。

シミの種類とは?

シミは、原因や症状によっていくつかの種類があります。主なシミの種類には以下のようなものがあります。

老人性色素斑(日光黒子)

老人性色素斑とは、主に紫外線が原因で出来るしみを指し、メラニン色素の排出が上手くいかず滞ってしまうことで出来ます。

顔のほかにも背中など紫外線を浴びやすい場所に現れやすいのが特徴です。

また、加齢とともに目立ちやすく、日光性黒子と呼ばれることもあります。放置することで皮膚が盛り上がり、脂漏性角化症になる恐れもあります。

雀卵斑(そばかす)

丸く茶褐色の色素斑で、遺伝性のものとそうでないものがあります。主な原因は紫外線で、子供から大人まで加齢に関係なく現れます。

紫外線を浴びることで、数が増えたり色が濃くなったりします。

肝斑

薄い茶褐色で、両頬の骨などに沿って左右対称に出来る色素斑です。

高齢者にはあまり現れず、妊娠や経口避妊薬の服用などで誘発されたり悪化することがあるため、女性ホルモンが原因だと考えられています。

炎症性色素沈着

炎症性色素沈着とは、火傷やにきび、擦り傷や強い化粧品によるかぶれなどで肌に炎症が起こり、その炎症が治まった後に肌に発生する褐色のしみを呼びます。

性別や年齢にかかわらず発生し、時間の経過とともに薄くなるといった特徴があります。

自宅で行うセルフケア方法とは?

シミにも色々な種類があることが分かりましたね。

シミの種類によっては、下手にセルフケアを行うことで悪化してしまう場合もありますから、自分自身のシミがどのタイプに当てはまるのかをしっかり把握することが大切になります。

では、具体的なシミのセルフケア方法をご紹介します。

美白化粧水で消す

シミ対策として1番基本的な方法は、美白化粧水でのスキンケアです。

毎日のスキンケアに美白効果のある化粧水を使うことで、その日のうちに受けたダメージを落ち着かせシミができるのを予防してくれることや、すでに出来てしまったシミを薄くしてくれる働きが期待できます。

食べ物やサプリで消す

美白化粧水の次に取り入れやすいケア方法としては、美白効果の高い食べ物やサプリを摂取することです。

生活スタイルによって、食事で取り入れたりサプリメントで補ったりと工夫ができます。

毎日継続して栄養を摂取することによって内側からシミを薄くしてくれる効果が期待できます。

紫外線対策を徹底する

出来てしまったシミを薄くするケアももちろん大切ですが、これ以上シミを作らない・増やさない・濃くしないことも重要になります。

【日焼け止めを選ぶポイント】

日焼け止めは多くの種類が販売されているので、どのタイプを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
そこで日焼け止めを選ぶポイントをご紹介いたします。

  1. 使用部位
  2. 肌状態
  3. SPF
  4. PA

ポイントは以上の4つです。それでは詳しく見ていきましょう。

①使用部位

体に使う場合はローション、顔ならクリーム、髪ならスプレーがおすすめです。

②肌状態

敏感肌の人であれば刺激の少ない紫外線吸収剤フリーのものがおすすめです。

③SPF

短時間の外出の場合はSPF32程度、長時間の外出の場合はSPF50以上のものを選ぶようにしましょう。

④PA

PAのレベルは+で表されています。+の数が多いほど紫外線を防止する力が強くなります。

クリニックで行うしみの治療法とは?

美容皮膚科やクリニックではしみに合った治療法を行っています。しみの悩みをしっかり解決してくれる治療法を見つけましょう。

QスイッチYAGレーザー

QスイッチYAGレーザーとはしみ治療に使われるレーザーの一種で、老人性色素斑そばかす脂漏性角化症青あざタトゥー除去などに効果的です。

皮膚の真皮層に届く波長と表皮のメラニンを効率よく破壊する半波長の2種類の切り替えができるので、しみの症状に合わせた効果的な治療が可能です。

治療時間は症状に合わせて異なりますが、通常は5~20分程度で終了します。老人性色素斑やそばかすの治療なら、基本的に1回の治療で終了します。

施術中は、輪ゴムで皮膚を弾かれるような痛みを感じる方もいます。

メドライトC6

QスイッチYAGレーザーと同じタイプのレーザー機器で、肝斑などのしみ治療に使われています。

今までのレーザー治療は、レーザーの中心部分にいくほどエネルギーが高くなるガウシアン型が一般的でした。

このレーザーは、肝斑以外のしみには効果的なのですがメラノサイトが活性化しやすい状態の肝斑には、悪化させる要因にもなっていました。

ですが、メドライトC6はレーザー光がフラットで均一なトップハット型なので、肝斑に刺激を与えることなく治療できるのです。

このことから、メドライトC6は肝斑の画期的な治療法とも言われています。

アキュチップ

アキュチップとはしみ治療に使われるレーザーの一種で、色素の薄いしみそばかす肌の赤みの改善が期待できます。

照射の範囲が小さいため、薄くしたいしみやにきび痕にピンポイントで照射できます。そのため、患部以外の健康的な皮膚に負担をかけずに治療できるのが特徴です。

施術時間は大体10分程度で、ダウンタイムなども気にせず治療できます。

内服薬

しみ治療には、体の内側からもケアすることが大切です。

しみ治療にはメラニンの発生を抑えるトラネキサム酸、肌の新陳代謝を促すL-システイン、肌のハリや弾力をサポートするビタミンCなどの成分が効果的です。

外用薬(ハイドロキノン)

しみ治療の外用薬には、肌の美白剤と言われるほど強力な美白作用を持つハイドロキノンという成分が配合された外用薬が主に使われます。

ハイドロキノンは、化粧品に配合されることが多いアルブチンコウジ酸などの美白成分の約100倍の美白作用があるとも言われています。

ピンポイントで肌に高濃度の成分を届けるため、肝斑の治療にも効果的です。ですが、使用方法を誤ると肌に刺激となり、かぶれや赤み、皮向けなどを引き起こす可能性があります。

そのため、医師の指示に従って正しく使用することが大切です。

外用薬(トレチノイン軟膏)

ビタミンA誘導体であるレチノイドの一種でにきび治療にも用いられている成分です。肌の新陳代謝を促し、コラーゲンの生成をサポートします。

肌にハリや弾力、潤いを与えることから肌の若返り薬とも呼ばれています。

しみの原因になる肌に滞ったメラニンを自然な形で排出させる働きがあります。

使い始めは、肌に赤みやかゆみが出ることがあるため、経過を見ながら量や濃度を調節する必要があります。

肌悩みに合わせた治療でしみを改善しましょう

しみにはいくつかの種類があるので、しみの症状に合わせた治療法を行い、効果的にしみを改善しましょう。

 

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