そのシミは肝斑かも?肝斑を薄くするのはセルフケアと最新治療法で決まり!

多くの女性たちを悩ませるシミ。

シミには色々な種類があり、症状や原因によって改善法が異なります。中でも、肝斑は通常のシミとは異なるので、簡単に消すことが出来ないのが厄介です。

しかし、そんな肝斑も自宅で出来るケアや美容クリニックの施術などを続けることで、徐々に薄くなって消えていきます。

ここでは、肝斑を薄くする効果的な方法をご紹介します。

肝斑とは?普通のシミとどう違うの?

肝斑とはどんなシミなのでしょうか。通常のシミとはどう違うのでしょうか。詳しくご紹介していきます。

肝斑の形状

肝斑は、主に頬骨や目尻の下あたりなどに沿って左右対称に出来るシミです。また、目の周りには出来ず、色が抜けたように見えるという特徴があります。

肝斑の輪郭ははっきりせず、薄い褐色で広い範囲に出来るのもポイントです。

自分でシミが肝斑なのか見分けがつかない場合は、クリニックで専門の医師に診てもらうことがおすすめです。また、診察の際は、化粧をすべて落とし、必ずメイクをしていない状態で診てもらいましょう。医師は、元の肌色の明度などをベースにシミを診るため、メイクをしていると診察の妨げになってしまうのです。

肝斑の原因

肝斑の主な原因は、女性ホルモンのバランスが乱れることだと言われています。

肝斑の発症年齢

肝斑は30~40歳代に発症することが多く、高齢になってから肝斑が出来ることはほとんどありません。

ハイドロキノンでセルフケア

肝斑に効果的なセルフケアとして、ハイドロキノン配合のクリームを取り入れる方法があります。

ハイドロキノンとは一体どんな成分なのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

ハイドロキノンとは?

ハイドロキノンは、強い漂白作用を持つ成分で、一般的な美白成分より優れた効果を発揮します。

このハイドロキノンが配合されたクリームなどを肝斑に塗ることで、徐々に色素沈着を薄くして改善を目指します。市販のハイドロキノンクリームは、ハイドロキノンの濃度の上限が決められており、5%以上になると医師の処方箋が必要になります

この濃度は、パーセンテージが高ければ高いほど効果が期待できますが、その分肌への負担が大きくなるので注意が必要です。

肝斑の内服薬

肝斑は、内服薬によって体の内側から改善することも出来ます。

皮膚科やクリニックなどで処方されるのは、主にトラネキサム酸やL-システイン、ビタミンCなどです。中でもトラネキサム酸は、色素沈着を抑制する働きがあるので、肝斑の治療によく使われています。

内服薬は、有効成分が血液の流れによって皮膚のすみずみまで届けられます。そのため、表皮の深部にあるメラノサイトにまでその効果を発揮するのです。

トラネキサム酸の効果

トラネキサム酸の効果は、だいたい4~5週間後に現れることが多いようです。ですが、肝斑の色の濃さや大きさによっては、効果が現れるタイミングが異なるので注意しましょう。

美容クリニックで出来る最新の肝斑治療

美容クリニックでは、最新の技術で肝斑を改善していきます。どんな治療法なのか、一緒に見ていきましょう!

ネオジェンスパ治療

肝斑の治療におすすめなのは、ネオジェンスパ治療です。

ネオジェンスパ治療とは、プラズマの熱を利用した治療法です。プラズマは固体や液体、気体に次いで第四の形態と呼ばれており、極めて高いエネルギーを持っています。

プラズマは表皮から真皮浅層にかけて作用し、肝斑やシミの原因となる停滞したメラニンの排出をスムーズにし、ターンオーバーを促進することによって高いピーリング効果が得られます。そして肌のくすみを改善し肝斑を改善していきます。

ネオジェンスパを患部に照射することで、以下のような作用が得られます。

  1. 肌のターンオーバーを促す
  2. 皮膚の局所的な引き締め
  3. 軽いピーリング作用
  4. コラーゲンやエラスチンの増生作用
  5. ニキビのもととなるアクネ菌の殺菌
  6. 皮脂の抑制

ネオジェンスパの施術について

ネオジェンスパ治療は、機械を使う施術と手による施術の2種類があります。この2つを用途に合わせて使い分け、効率よく肝斑やその他の症状を改善していきます。

また、ネオジェンスパ治療の施術は、術中に強い風と音がなるため、驚く場合がありますが、実際に感じる痛みはほとんどありません。

ネオジェンスパ治療はこんな症状に効果的

  1. 肝斑
  2. ニキビ跡
  3. 傷跡
  4. 肉割れや妊娠線
  5. 目元や口元の小じわやたるみ
  6. くすみ、小じわ、毛穴
  7. アンチエイジング対策として

肝斑治療中に気を付けたいこと

肝斑の治療中には、新たなシミの発生を防ぐためにも紫外線対策をしっかり行うことが大切です。紫外線は、肝斑の発症誘因でもあります。

また、今ある肝斑も、紫外線を浴びることで悪化する恐れがあるのです。

外出時には日焼け止めをしっかり塗って、紫外線が特に強い日は、日傘や帽子などを利用して紫外線から肌をしっかりガードしましょう。

まとめ

肝斑は、一度出来ると何をしても改善できないと思っている方も多いですが、そんなことはありません。

美容クリニックで出来る本格的な肝斑治療は、症状に合わせて効果的な施術ができます。また、このような治療とトラネキサム酸などの内服薬を組みわせることで、より高い効果を得られる場合もあります。

自分に合った治療法で、厄介な肝斑を撃退しましょう!

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