【しみの種類別治療法】ベストな治療法でしみの無い美白肌へ

肌老化の中でもしみは自力での改善が難しく、多くの女性を悩ませています。

しみができてしまう原因はさまざまで、シミにもいくつかの種類があることをご存知ですか?しみができてしまう原因やシミの種類に合わせた効果的なケアや治療法なら、きっと厄介なしみは綺麗に消えるはずです!

いつの間にか出来たしみや中々薄くならない頑固なしみも、効果的なケアでしっかり除去して対策しましょう!

しみが出来るメカニズム

しみはメラニン色素が過剰に生成されることで発生します。そのメラニン色素は、メラノサイトによって作られるのですが、皮膚にはメラノサイトに対して「メラニンを作りなさい」と指示を出す物資が存在するのです。

このメラノサイトを活性化させる原因には紫外線や活性酸素、炎症などの影響があります。

紫外線

紫外線が肌に入ると、体は細胞を守るためにメラノサイトを刺激し、メラニン色素を作り出す物質が活性化します。

通常であれば、紫外線を浴びなくなるとメラニン色素が作られなくなるため、皮膚のターンオーバーによって元の肌の色に戻ります。ですが、皮膚細胞のDNAに異常が起こるとメラノサイトが活性化したままになり、メラニン色素がしみとなって肌に残るのです。

活性酸素

活性酸素が発生すると、体は活性酸素を取り除こうとしてメラノサイト刺激ホルモンを分泌します。すると、メラニン色素が作られてしみが発生するのです。

活性酸素を発生させる要因には、紫外線やストレス、喫煙、飲酒、食品添加物、睡眠不足、便秘など様々なものがあります。

炎症

にきび痕や肝斑などは炎症による色素沈着のしみの代表格とも言えます。炎症が皮膚に発生すると、炎症によるダメージを回復させるために体は新しい細胞を作ろうとします。すると、メラノサイトまで一緒に活性化してしまいメラニン色素の生成が促され、しみとなって現れます。

皮膚に炎症を起こす要因は日焼けや皮膚への摩擦、化粧品の刺激、火傷、ニキビ、女性ホルモンの乱れなど様々です。

しみの種類

それでは、しみの種類を見てみましょう。しみといっても原因によっていろいろな種類があり、それぞれ形や色、出る場所などが異なります。

老人性色素斑

しみの中で最も多いのは紫外線によって出来るしみです。頬や頬骨の高い位置、こめかみに出来やすく数㎜の小さいものから1㎝ほどのものまで大きさは様々です。このしみは平坦な丸い形をしています。

肝斑

鼻の下や頬骨、額に左右対称に出来る濃淡の均一なしみです。30~40代の女性に出来やすく、閉経とともに消えていきます。そのことから女性ホルモンが関係しているとも言われています。

また、ピルの服用中や妊娠中にも女性ホルモンの変化の影響で肝斑が出来やすい傾向もあります。

雀卵斑

そばかすとも言われてあり、小さな斑点が鼻や顔全体に散らばったように出来るしみです。遺伝的なものが多く、成長とともに薄くなって消えたり紫外線の影響により濃くなることもあります。

米粒程度の大きさで色は淡褐色、不規則な形をしているという特徴があります。

遅発生両側性太田母斑

目の周りや額、頬などに生まれつきある青色や茶褐色のあざです。日本人に多いと言われており、生後まもなく発生するものや成人してから出来るものもあります。

脂漏性角化症

イボ状に盛り上がったしみです。顔だけではなく手の甲などにも出来るしみで、しみの角化が進むことで隆起しています。

しみに効果的なセルフケア

老人性色素斑や炎症性色素沈着などのシミはセルフケアでも改善することが出来ます。

このようなしみに効果的なケアは以下の通りです。

  • 美白化粧品で毎日お手入れをする
  • 紫外線対策を行う
  • 美白効果のある食べ物やサプリメントを取り入れる

美白化粧品選びのポイント

セルフケアの中でも毎日出来るスキンケアに、美白化粧品を取り入れて効果的なシミのお手入れをしましょう。美白化粧品を選ぶ際は美白効果の高い成分に注目しましょう。

シミ改善にオススメの美白成分はアルブチン(α-アルブチン)やプラセンタエキス、トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)、ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルMg、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na)です。これらの美白成分は浸透力が高く、美白効果も高いと言われています。

クリニックで出来るしみ治療

老人性色素斑や炎症性色素沈着の中でも改善が難しいものや肝斑、そばかす、脂漏性角化症などは美容クリニックでのしみ治療が効果的です。

クリニックで出来るしみ治療についてご紹介します。

QスイッチYAGレーザー

レーザーはシミ改善に効果的な治療方法です。

レーザーの光エネルギーが、しみのメラニン色素のような特定の色素にだけ反応するので、しみの出来ていない健康的な肌へダメージを抑えられます。QスイッチYAGレーザーは、瞬間的に高いパワーのレーザーをしみに照射し、効果的にしみを改善します。

レーザートーニング

レーザートーニングは、微弱な力のレーザーを肌に当て、くすみやしみの原因となるメラニンを徐々に減らしていく治療法です。くすみはもちろん、従来のレーザーでは困難だった肝斑の改善にも効果的です。

レーザートーニングは、長い波長を持ち合わせているので真皮上層までレーザーが届き、コラーゲンの生成を促すのです。治療回数を重ねていくと、肌のハリがアップし透明感のある素肌へと導いてくれます。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、特殊な光を皮膚に照射して肌トラブルを改善します。照射後の肌はハリがアップし、毛穴の引き締め効果も期待できます。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは肌の漂白剤と言われるほど強力な美白剤です。しみを予防するだけではなく、今あるしみを薄く目立たなくする働きがあります。塗り薬のように簡単に使えるという特徴があります。

エレクトロポレーション

ビタミンCをエレクトロポレーションによって導入し、しみを改善します。肌への浸透力が高いのでしみの治療に効果的です。

 

自分に合ったしみ治療で素肌に自信を持ちましょう

いかがでしたか?

しみの種類にも沢山あるので、まずは自分のしみがどの種類なのかをチェックしましょう。スキンケアで改善できないしみはクリニックでの本格的な治療がオススメです。

自分に合った治療法を見つけてしみのない素肌を目指しましょう。

 

 

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