ワキは普段見えにくい場所なので、ついついケアを怠りがちですよね。
ですが、ノースリーブや薄着になった時、海やプールでの水着など…周りからは意外と見られているのです。そんな時に恥ずかしい思いをしないように、黒ずみやすいワキは日頃からしっかりケアしておきましょう。
「ワキはどんなケアをしたら良いかわからない!」という方のために、ワキの黒ずみに効果的なケア方法をご紹介します。
目次
ワキの黒ずみの原因とは?
まずは、ワキが黒ずむ原因について知っていきましょう。
肌が黒ずむ主な原因には、メラニン色素の沈着と皮脂や角質による詰まりの2つがあります。
肌が刺激を受けると、メラニン色素が増えて黒ずみにつながります。ワキは、もともとメラニン色素の生成が多い場所でもあり、非常にデリケートなのです。また、洋服による擦れや腕が当たり摩擦が起こりやすい場所でもあるので、余計に黒ずみが発生しやすいのです。
さらに、カミソリや毛抜きなどでワキのムダ毛処理をしていると、ますます刺激を受けて黒ずみが悪化してしまいます。
そして、皮脂分泌の多いワキは、ケアをしないと毛穴が詰まりやすくなり古い角質が溜まっていきます。すると、角質で厚くなり、ワキの皮膚がごわつき黒ずんでしまうのです。また、肌の乾燥や摩擦、生活習慣の乱れなどでも肌のターンオーバーが乱れるので、古い角質が上手く排出されず、ワキの黒ずみにつながります。
ワキを常に清潔に保つ
ワキの黒ずみを改善するためには、ワキを常に清潔にすることが大切です。蒸れやすく汗をかきやすいワキは不潔になりがちです。
- 汗をかいたらデオドラントシートなどでこまめに拭く
- シャワーだけではなく湯船に浸かって毛穴の詰まりを伏せぐ
- 清潔な衣服を着る
などのポイントを意識して清潔に保ちましょう。
毎日のわきのケアとしてやっておきたいこと
【保湿・美白対策をして肌代謝をスムーズに】
肌代謝の滞りを解消するためにはわきの保湿と美白ケアを行うことが必要不可欠です。
保湿ケアといってもべたべたにクリームを塗るわけではなく、油分と水分を整えるための保湿ケアということになります。
また、わきの黒ずみはメラニン色素の蓄積が原因でもあるので、予防美白よりも肌代謝をサポートするはたらきのあるビタミンCやプラセンタが配合された美白ケアの商品を選びましょう。
わきの黒ずみケアは1日で出来るものではなく継続的なケアが必要なため、化粧水やクリームなどを単品で使うより、オールインワンタイプやべたつきの少ないものを選ぶと使いやすいかと思います。
【保湿+わき脱毛でムダ毛処理による刺激を減らす】
わきのメラニン色素を増やさないためには、毎日の保湿ケアに加えてカミソリや毛抜きでのムダ毛処理の回数を減らすか、電気シェーバーなどに変えるか、わき脱毛をすることが必要になります。
わき脱毛をすることは、施術時には多少のダメージがあるものの、長期的に見るとムダ毛処理の回数が圧倒的に減るため、わきが黒ずむ原因を減らすことが出来ます。
カミソリや毛抜きでのムダ毛処理は、肌の角質も一緒に剥がしてしまったり、毛根から抜くことで炎症が起きやすいなどのデメリットが多くあります。
わきの皮膚はただでさえ薄く刺激に弱いので、自分で行うムダ毛処理をなくすだけでも負担は大幅になくなります。
現在では多くの美容サロンや美容皮膚科で比較的安く受けることが出来るので、ぜひ思い切ってわき脱毛してみることをおすすめします。
ワキのスペシャルケアで黒ずみ対策
ワキの黒ずみの原因にもなる毛穴の詰まりや古い角質はスペシャルケアで改善しましょう。古い角質が重なると、ワキは全体的にごわついてくすんでしまいます。
石鹸やボディソープで取れにくい汚れはスクラブを使って取り除きましょう。スクラブは古い角質を除去するので、黒ずみ予防に最適です。
マッサージすることで血行の促進やむくみ改善にもつながるので、ワキだけではなく全身のケアに効果的です。スクラブを使って古い角質を徐々に取り除き、黒ずみのないツルツルしたワキを目指しましょう。
その他のワキの黒ずみ対策
ワキの毛穴が荒れていたり、黒ずみがひどい場合はクリニックで医師に相談してみましょう。ワキはデリケートなので、自分でケアしても改善が見られない場合は無理に刺激を与えず、クリニックで専門家に診てもらった方が安全です。
クリニックで出来るワキの黒ずみ対策は以下のようなものがあります。
【塗り薬による治療】
ハイドロキノンという成分は美白作用がかなり高いため、黒ずみや色素沈着に効果的です。肌の漂白剤とも言われるハイドロキノンの美白効果は、ビタミンCやプラセンタの10~100倍とも言われています。
また、古い角質をはがず効果のあるトレチノインという成分を併用することで、さらなる効果が期待できます。ハイドロキノンやトレチノインは塗るだけで簡単にケアできるのが特徴です。どちらもクリニックで医師から処方してもらえますが、刺激が強い成分でもあるため、使用方法を十分に守る必要があります。
【レーザーによる治療】
レーザートーニングは、特殊なレーザーを当てることで皮膚に余計な刺戟を与えることなくメラニンを減らすことが出来ます。レーザー光は、皮膚の内部にある真皮内まで到達し、黒ずみや色素沈着の原因となるメラニン色素を破壊してくれるのです。
レーザーによって破壊されたメラニン色素は肌のターンオーバーとともに、体外へ排出されていきます。この肌のターンオーバーの働きを利用して、レーザー治療を何回か繰り返すことで黒ずみを治療します。頑固な黒ずみは、一度の治療では中々改善しないため、複数回の治療を受ける必要があります。
また、レーザートーニングはダウンタイムがほとんどなく、デリケートな部分でも使用できるのが特徴です。
※クリニックでの治療後の注意点
クリニックでの効果的な治療を受けて黒ずみが改善しても、日常のケアを怠ると徐々に黒ずみが発生して元通りになってしまいます。
入浴中にブラシで強くこすったりムダ毛の自己処理などを繰り返していると、ワキの角質が厚くなりどんどんくすんでいくのです。デリケートな部分だからこそ、日頃のケアをしっかり行い黒ずみ予防をしましょう。治療後は、クリニックで普段のケアに使えるクリームや化粧品などを紹介してもらうことが良いでしょう。
ワキがキレイだとどんなファッションでも自信が持てる!
ワキの黒ずみは目立たない部分ですが、いざという時のためにしっかりケアしておきましょう。ワキがキレイなだけで、普段しないようなファッションにも挑戦できますよ!