体の黒ずみって本当に気になりますよね。
ひじやひざ、くるぶしにワキ…水着になった時はビキニラインの色素沈着も意外と目立ちます。体の黒ずみはメイクで隠すわけにもいかないので厄介です。
こんな黒ずみは、しっかりケアして全身くすみのない美白肌を手に入れましょう。
そこで、今回は体の気になるくすみを取りのぞく方法をご紹介します。肌の黒ずみがなくなれば、露出度の高いファッションも自信を持って着こなせますよ!
目次
黒ずみやすいパーツ
体の中でも、ひじやひざ、ワキ、ビキニラインなどは皮膚が薄いため、バリア機能が弱いパーツです。そのため、メラニン色素が沈着しやすく、黒ずみが起こりやすいのです。
さらに、ひじやひざなどは摩擦による刺激を受けやすいので余計に黒ずみが目立ちます。ワキは、制汗剤やカミソリでの自己処理が原因で黒ずみが悪化する場合があります。
このように黒ずみやすいパーツは、普段から強い摩擦や刺激に気を付け、乾燥を防ぐなどのケアを怠らないことが大切です。
自分で出来る黒ずみ改善ケア
気になる体の黒ずみは、自宅で出来る簡単なセルフケアでキレイな肌を取り戻しましょう。
ピーリングでスペシャルケアをする
黒ずみを取り除くには、肌のターンオーバーを促すピーリングが効果的です。
ピーリングとは、フルーツ酸などの力で皮膚の表面にある古い角質や皮脂汚れなど取り除き、肌の新陳代謝を促すことです。
肌は常に新しい細胞が作られており、表面にある古い角質の細胞はどんどん剥がれ落ち、次の新しい細胞へと変わっていきます。これを肌のターンオーバー(新陳代謝)と言います。
通常、この肌のターンオーバーは1ヶ月サイクルで行われますが、生活習慣の乱れや加齢、ホルモンバランスの乱れなどが原因となり、サイクルが遅くなってしまうのです。そんなターンオーバーを正常に戻してくれるのがピーリングです。
今は自宅で出来るピーリングジェルやピーリング石けんなどがあるので、それらを利用して黒ずみを取り除きましょう。
ピーリングジェルは、黒ずみが気になる部分に塗ってこすると、角質汚れなどが消しゴムのかすのようになってポロポロと落ちていきます。週に1~2回のピーリングを続けることで、徐々にくすみが薄くなるでしょう。
美白クリームでケアする
体に出来た色素沈着は、美白クリームや美容液などでケアすることも効果的です。気になるところにピンポイントで塗りこんで、くすみを取り除いていきましょう。
それでは、美白に効果的な成分をご紹介します。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、美白に効果的なビタミンCを誘導体化させて安定させた成分です。体内で酵素反応によってビタミンCに変わります。
ビタミンC誘導体は、メラニン色素が生成されるプロセスを阻害し、さらにメラニン色素を還元するため、美白にとても優れているのです。ただし、刺激が強いので、肌の乾燥を招く恐れがあります。乾燥が気になる方は、単体ではなく保湿成分が含まれたクリームを選ぶようにしましょう。
アルブチン
アルブチンは、梨やコケモモ、ウワウルシなどの植物に含まれる成分です。メラニンの生成を抑える働きを持っています。また、メラニン色素を除去する働きも持つため、頑固な色素沈着のケアにぴったりです。
アルブチンは、肌への刺激がほとんどないので、敏感肌や乾燥肌の方でも安心して使えるでしょう。
より本格的なケアをするなら美容クリニックで
セルフケアを続けても改善が見られない場合は、美容クリニックで出来る本格的な施術がおすすめです。
体に出来る色素沈着なら、顔のシミ治療にも使われる「レーザー治療」が効果的です。
QスイッチYAGレーザー
通常、シミ治療などで使われるレーザーは、照射する中心部分が最もエネルギーが強くなり、中心から離れるにつれ徐々に弱くなっていきます。
これに対してQスイッチYAGレーザーは、患部に向けて平らに照射することができる特殊なレーザーになります。均一でムラ無くエネルギーを届けられるので、皮膚のメラニン色素にもまんべんなくレーザーを照射することができます。
また、黒ずみ部分のメラニン色素だけを狙ってレーザー熱を届けられるので、肌への負担を最小限に減らすことができるのです。
こんな症状に効果的
- 色素沈着
- 老人性色素斑(シミ)
- そばかす
- 脂漏性角化症(いぼ)
- 太田母斑(青あざ)
- ほくろ
- 肝斑
さらに、毛穴の引き締めや美白、美肌、毛穴の黒ずみ、くすみ、肌のハリや弾力などの効果も期待できます。
治療内容の目安
QスイッチYAGレーザーは、症状の大きさや数、部位によって個人差がありますが、通常は5~20分程度の治療時間で終了します。小さなほくろやそばかす程度なら、1回の治療で終了することが多いです。
施術の痛みに関しては、色素沈着が見られる部分に輪ゴムで軽くはじかれたような刺激を感じる方もいます。痛みが気になる場合や、照射範囲が広い方、深いところにあるシミの治療をする場合は、医師との相談の上で麻酔も可能です。
まとめ
体の黒ずみは、自分ではあまり気にしていなくても、ひじやひざ、くるぶしなどは人の目につきやすく、意外と見られている場合もあります!
まだまだ暑い季節が続くので、自信を持って足や腕を出すには、黒ずみの本格的なケアが必要です。毎日のセルフケアに効果を感じられない場合は、手軽に出来る美容クリニックのレーザー治療でくすみのない美白肌を手に入れましょう!