顔や体にイボが出来ると、気になってしまいますよね。
特に、顔に出来たイボはメイクで隠せるものでもないので、「取りたい」と思う方も多いのではないでしょうか。今までこんなところになかったのに、いつの間にかイボが増えている!というケースも多いでしょう。
このようなイボは、脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)や老人性疣贅(ろうじんせいゆうぜい)と呼ばれ、美容クリニックや皮膚科で、1回の簡単な治療でキレイに取り除くことができます。
ここでは、おすすめのイボ取り治療を詳しくご紹介したいと思います!顔や体にある気になるイボを取りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
イボとは?
イボは、脂漏性角化症や老人性疣贅と呼ばれ、顔や体など日光の当たりやすい場所にできます。
これは、皮膚の良性腫瘍ですが、徐々に大きくなる場合もあります。
このイボは、悪性化することがほとんどないので放っておいても問題はないのですが、「見た目が気になる」「ひげ剃りの邪魔をする」とイボ治療で切除する方が多いようです。
また、イボには脂漏性角化症のほかにアクロコルドン(スキンタッグ)と呼ばれるものがあります。アクロコルドンは、主に首周りに小さな突起物が無数にできるのが特徴です。
色は、肌色に近いものがあればほくろのように黒い色をしたものもあります。
イボの原因
脂漏性角化症や老人性疣贅、アクロコルドンは、紫外線のダメージや加齢が原因でできます。
顔や体などどこにでも出来るのが特徴で、皮膚の老化現象のひとつです。ウイルスが原因ではないので、感染することがありません。
また、「老人性」と名前につきますが、20代の若い方にできる場合もあります。
炭酸ガスレーザーでのイボ治療
イボやシミは、炭酸ガスレーザーによる治療が効果的です。
炭酸ガスレーザーとは組織を削るレーザーのことで、脂漏性角化症の治療に適しています。
イボを切除すると聞くと、出血したり痛みを伴うイメージがあるため、イボ治療に抵抗がある方も多いでしょう。ですが、炭酸ガスレーザーは麻酔をするため、痛みの心配がほとんどありません。出血に関しても、軽く血がにじむ程度なので、そこまで心配する必要はないでしょう。
炭酸ガスレーザーの仕組み
炭酸ガスレーザーは10600nmの赤外線の光を発し、水分に吸収されることにより熱エネルギーを発生させ、気になるイボやシミなどの治療部位だけを瞬間的に蒸発させることができます。
皮膚に含まれる水分とともに、イボやシミの皮膚組織を蒸発させて取り除くのです。
メスを使うイボ治療に比べて傷跡が目立たず、治療後の治りが早いという特徴があります。
炭酸ガスレーザーによるイボ治療の流れ
炭酸ガスレーザーによるイボ治療のおおまかな流れをご説明します。
- 洗顔
- 局所麻酔
- 炭酸ガスレーザー照射
- 照射後は傷の修復を促す軟膏を塗り、遮光のためテープで保護する
※治療後1週間程度は、遮光のための肌色テープを貼ります。これは、紫外線に当たると色素沈着する恐れがあるためです。自分でも、外に出る際は日焼け止めなどを塗ってしっかりと紫外線対策をする必要があります。
テープは肌色なので目立ちませんが、顔のイボ治療などで気になる方はマスクなどで隠すこともできます。
また、炭酸ガスレーザーによるイボ治療は、施術範囲によって差はありますが、施術時間はおよそ5~10分程度です。
炭酸ガスレーザーによるイボ治療後の肌の経過
炭酸ガスレーザーによるイボの切除治療後の様子をご紹介します。
- イボの一部は皮膚の中に隠れている状態です。
- 炭酸ガスレーザーによって、皮膚の中にあるイボも含めて切除します。
- 治療後の肌は、イボがある部分だけ少しくぼんだように見えます。
- およそ2~3週間でくぼんだ部分の皮膚が盛り上がって馴染みますが、少し赤みがある状態です。
- 1ヶ月くらいで赤みが治まり、他の肌に馴染んでキレイな状態になります。
イボ治療のすすめ
イボは、悪性のものでなければ体に影響を及ぼすことがないので、放っておいても問題ありません。
ですが、顔や首など目立つ部分にイボがあると、見た目年齢を上げてしまう恐れがあります。特に、イボはメイクでカバーすることが難しいので、顔の印象を暗く変えてしまう場合があるのです。
炭酸ガスレーザーは、1回約5~10分の施術で綺麗にイボを取り除くことが出来るので、今までイボで悩んでいたという方におすすめの治療法です。
小さいイボでも、1つなくなるだけで顔の雰囲気が明るく華やかに変わります。
人と会話するときに「イボに視線があるのでは…」と気になって会話に集中できないという方もいるでしょう。炭酸ガスレーザーのような手軽に出来るイボ治療は、コンプレックスを簡単に取り除き、あなたの自信を取り戻すサポートをしてくれます。
気になった方は、ぜひイボ治療で明るく若々しい自分を取り戻してくださいね!